リフォームの全容

室内にあった、照明器具、エアコンやコンセント、電話や換気扇などは、一旦、外されていきます。増設されていた室内の電気配線は、天井裏や壁の裏側に整えて、改めて配線され、生活する人、家電製品、家具に見合った高さの位置を決めていきます。床貼り、コンセントの位置決め、天井のクロス貼り、壁のクロス貼り、洗面台や洗濯機、トイレの設置、扉の設置、最終的に室内を掃除し、引渡しになります。今回、家具の位置を決めてからのハウスクリーニングになったのですが、家具は、一度、置いてしまうと動かしにくいのが現状です。そうすると、掃除もやりにくくなるので、家具を置く前に、室内の掃除をしてもらうのが良いです。掃除のテクニックを見に行きましょう。リフォーム工事の見積りに項目として入っているので確認して下さい。新品なので、とても綺麗に見えますが、ウエットティッシュなどで拭いてみると、ザラザラした埃が付き、汚れています。そのまま拭くと、傷や汚れの原因になります。はたきで叩いたり、掃除機で吸いとったり、濡れた新聞紙を千切って撒いて、箒で掃くなどして、やさしく掃除することをお勧めします。部屋中が埃まみれになっていたので、丁寧に掃除していきます。自分、自らの手で掃除すると、気持ちも新たに、とても清々しい気分になります。

竣工検査

リフォーム工事が完了し、引渡し前に業者さんと一緒に検査します。「図面通りに施工されているか」「床に傷はないか」「床鳴りしないか」「天井や壁のクロスは隅々まで貼れてるか」「水は漏れてないか」「電気器具はグラついてないか」「電化製品は正常に動作しているか」「ガスは出るのか」「扉や窓の開閉はスムーズか」「リフォームしてない箇所の不具合はないか」項目をあげると切りがないのですが、手直しをしてもらうところは付箋を貼って記入していきます。この時点で、金額に見合った工事が、できたかどうか、脳裏を横切るのですが、ダメな箇所は手直しの交渉をします。引渡し後も対応してくれる業者さんは、親切ですが、追加の見積りがいる場合などは注意が必要です。新品の建材もいつかは経年劣化していくので、少しの瑕疵はおお目に見るしかないと思いますが、どうすればよいのか対処方法を聞いておきます。自分でも出来そうな箇所は、後日、自分で手直しします。順番に確認しながら、納得いくところ、いかないところもあり、一日で検査は終わり、電化製品や建材の取扱説明書と一緒に引渡しは完了します。ようやく無事、工事が終了し、工事に携わってくれた方々へ感謝の気持ちを述べ、改めて、吉日の良い日を選んで、また、敷地と建物をお浄めの砂で清めていきます。「はらいたまえ、きよめたまえ」リフォームした新しい家での第一歩!新しい生活が始まり、気分も高揚、新しい道も開けていけそうですね。楽しい明るい社会を目指して、前進! 以上、リフォームについてお伝えしてきました。

次回つづく…