換気口

私は、朝、起きて、ベランダの窓のカーテンを開け、まず、洗面所へ向かいます。外の空気を吸いたいので、窓を開けるのですが、トイレの窓も開けます。いつも、この二つの窓は朝に開けています。そして、布団をたたむ時、洗濯物をベランダに干す時、掃除する時、どうしても寒いと窓を閉めがちになりますが、外の空気を入れます。私達は定期的に外気の清浄な空気を入れて、建物内部の空気を生活が保てる状態に調整する必要があります。この2年間、家に篭りっきりの生活が多かったのですが、改めて、換気の重要性を感じています。換気には給気口と排気口があり、換気扇(排気口)をまわす時に、近くの窓を開けるか換気口(給気口)から屋外の空気を入れないと、室内の空気は外へ出ていきません。その屋外へ出ていって欲しい空気は、呼吸排気(二酸化炭素)、燃焼排気(ガス、ストーブなど)、粉塵(ほこり)、湿気、熱気です。呼吸排気は家のいたるとこにあり、燃焼排気や熱気は台所•リビングや浴室にあります。粉塵は寝室やクローゼットにあります。それらを屋外へ出して、綺麗な空気を室内に取り込むには、やはり、窓を開けるのが一番早いです。乾燥した外気や湿気のある外気が室内へ入ってきますが、乾燥して喉が渇いたと感じたら水分を補給し、湿気でジメジメしてきたと感じたらエアコンや除湿器で除湿します。この方法が光熱費をおさえる手っ取り早い方法で、また、衣服や携帯カイロ、扇風機付きの作業着など、創意工夫しながら、生活するしかないと思います。私の場合、冬はこたつが欠かせません。赤ちゃんや高齢者、病気を患いやすい人は、ある程度、一定の温度や湿度を保つ必要があります。特に水回りのトイレ、洗面所、浴室の脱衣所、台所などの寒い場所は、暖かい室内との移動で、急激な温度差があり、血圧が上がりやすくなります。特に注意が必要です。局部的でも足元を温める簡易的な電気ヒーターがあると良いですね。日本の住宅事情、室内のどの場所に窓や換気口、エアコンや暖房器具を設置するのか、屋外の様子も併せて考えるべき、超重要事項です。

【室内基準の上限】

浮遊粉塵濃度0.15mg/㎥ 一酸化炭素10ppm 二酸化炭素1000ppm 気温28°C 湿度70%

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