何時れは住み慣れた家も手放さないといけない日が到来します。仕事をしながら購入した夢のマイホーム、年老いても住めるようにと考えながらもいつまで長生きができるのか分かりません。高齢になればなるほど、今まで積み重ねてきた人生やそれに伴って増えてきたモノがあります。自分の気持ちを整理しながら歳を重ねないと精神的にも成長していかないと思います。エシカルは英語で倫理的を表すのですが、モノの過去、現在、未来を考えて消費するという概念、資源の使用量を抑えることが出来ます。これからの未来に限りある資源を有効に活用できるよう創意工夫しながら、モノの価値を改めて見直す必要があると思います。

Repair(リペア)修理をして使う

古くなったカバン、箪笥や押し入れのあちこちから出てくるのですが、塩化ビニールが経年劣化で摩耗をしているので、手放そうか修理をして使おうか、しばらく考えていました。使い勝手が良く、気に入っているのに持ち手だけが剥げ落ちてくるケースが頻繁にあると思います。特にブランド品は高価で愛着があって手放したくないモノです。よく、ファッション雑誌でスカーフのようなリボンを持ち手におしゃれに巻いているのを見ます。手芸屋さんで綺麗な刺繍を施した布テープがあったので、それを購入して巻くことにしました。使い勝手の良いモノをまた探しにショッピングへ行くのも楽しいですが、同じようなカバンに出会えるかどうか分かりません。思い入れのあるモノは長くずっと傍に置いておきたいモノです。