原点に戻る!

どうしてリフォームするのか、当初の考えを思い出します。そうすることによって、頭の中が整理され、無駄なリフォーム箇所がハッキリしてきます。日本の夏は暑く、冬は寒いです。東向きの部屋は朝陽が昇ってくるので、とても清々しい気持ちになります。南向きの部屋は日当たりが良いので、リビングやキッチンにするのか、また、西向きの部屋は夕陽が差し込むので夏の夕暮れ時はとても暑いです。北向きの部屋は日当たりが良くないので、お風呂や収納スペース、寝室にするのか、トイレの位置は鬼門の方角を避けた場所をお勧めします。現在の間取りと新しい間取りを見比べて、優先順位をつけていきます。先延ばしをしても構わないリフォーム箇所は、延期や見合わせをし、他のリフォーム箇所と併せてできるよう計画を立ておくことがポイントです。

仕様を考える!

ここまでリフォーム計画が進んできたら、天井、床、壁、キッチン、バス、トイレなどを決めていきます。「このメーカーのキッチンをどうしても使いたい!」と、希望もあるかと思いますが、メーカーの展示場を訪問して、実際、試してみます。長年、使ってきた愛着のあるキッチンでも少々の手直しをすれば、使い勝手がよくなる場合もあります。毎日、使うものなで、使いやすく耐久性に優れたものがベストです。気に入った、色、素材、仕様があるのであれば可能な限り、取り入れてみましょう。サンプルやカタログを見ながら、検討していきます。折角のリフォーム、少し冒険するのも楽しいですし、施工会社から無難なコーディネートを聞いて参考にするのも良いです。これから、住み続けていくマイホーム、快適に過ごせるよう創意工夫してみてください。