あ〜神さま
いよいよ、リフォームの日程が決まりました。大安などの吉日を選んで建物を清めます。神社からお浄めの砂を貰い、しばらくの間、家の神棚に飾っておきます。リフォームで叶えたい色々な思いや、工事が始まる前までの高ぶる気持ちを整理します。大安、先勝、友引の日の午前中に、工事が無事、安全に進むよう、敷地内の鬼門の角から時計回りに角角、入口に清めの砂でお祓いをします。「はらいたまえ、きよめたまえ」とひとつまみ、左手、右手、左手とお浄めの砂を持ち換えながら3回、気持ちを込めてお祓いします。1周、回ったら、今度は建物の外の鬼門の角から時計回りに角角、玄関をお祓いします。リフォーム工事が終わってからも、無事、安全に工事が終わったことに感謝し、同じようにお浄めの砂でお祓いします。お浄めの砂は残っても構いません。捨てずに大切に保管し、不浄の事態に使わせていただきましょう。このように敷地や建物を清めることによって、とても清々しい気持ちになり、また、心、新たに頑張ろうと奮起します。建物の新築、増築、改築においてはとても大切なセレモニーです。
仏さま
ご先祖さまがいらっしゃる仏壇、一家を見守ってくれる大切なご先祖さまが祀られているところですが、仏壇を移動させる場合、仏壇に入っている魂をお坊さんに抜いてもらわないといけません。リフォーム工事の場合、仏壇屋さん(購入した仏具店)へ問い合わせたところ、「お家から出られないのであれば、お坊さんを呼んで魂を抜かなくても、ご先祖さまにリフォームをすることを伝え、お仏壇の中のものを出して、移動させても大丈夫です」とのことでした。仏壇の下から順番に仏具を出し、新聞紙や柔らかい布などに包んで、箱の中に入れていきます。仏壇の中の位牌、仏さま、掛け軸などは元の位置に戻さないといけないので配置をメモしておきます。大切に保管できるよう、リフォーム工事中、支障のないところへ移動していただき、工事が終わるまで、しばらく我慢していただきます。再度、仏壇や家具の中に物が残っていないか確認し、キズやほこりが被らないようエアーマットや段ボールに包んでおきます。