木枠の左右はこんな感じ、元々、折れ合い釘をスライドさせていたのか?と思ったのですが、穴が四角ではなく丸なので、たぶん、頭の丸いネジをスライドさせていたような?感じです。はずしているときは左右の枠も釘打ち式と思っていましたが、頭の丸い画鋲か何かで留めたい心境です。このタイプはスクリューネジ式(木ネジ)と言われるネジで襖紙を留めて、下方向か上方向かにスライドさせ木枠をはずす仕組みのようです。釘で打つのは手っ取り早いと思うのですが、木枠の中で釘が錆びると抜きにくく、木枠に刺さったまんまになります。刺さったまんまの釘も何本かありますが、これも襖の年代を感じる瞬間です。裏襖を剥がしながら、どのネジで留めたら良いかを考えます。