鬼門と裏鬼門

庭の手入れをする時に一番初めに考えることは、現状のままで何か問題は無かったかどうかです。高齢で庭いじりが出来なくなり、砂地をコンクリートで埋めるのも方角を考える必要があります。玄関前は扉を開け閉めするので、家の中が見えやすい位置にあります。少し背の高い木を植えるか、好みの草木を植えるか、目隠し用のフェンスを立てるか、色々と考える場所でもあります。南の方角は日当たりが良く、最近の気候変動で木が枯れやすく、夏場の水やりも大変になってきます。建物の立ってない敷地を考えると鬼門の方角(北東)と裏鬼門(南西)の方角に植える木を一番初めに考えます。それからどのような庭にしたいかを考え、草花や木を選んでいきます。植える植物によって、それぞれ特色があり、外来植物もあり、その木の特色なども考えながら決めていきます。鬼門には、植えて良い木と植えてはいけない木があります。

植えて良い木 〜 南天、ヤシ、ヒイラギ、サンスベリア、キンモクセイ、へデラ、幸福の木、観音竹

植えてはいけない木 〜 いちじく、さるすべり、藤、ざくろ、サボテン

一般的には南天が有名ですが、「難を転ずる」と言われていて鬼門の魔除けとして植えられることが多く、硬くトゲトゲした葉が特徴のヒイラギは邪気を払うと言われています。逆にトゲトゲしすぎるサボテンは良い気と悪い気の両方をはね返してしまうと言われていて植えてはいけない植物になっています。毎朝、水をあげる植物、どの植物を選びますか?